伊坂幸太郎 終末のフール
- 作者: 伊坂幸太郎
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2006/03/24
- メディア: 単行本
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夫婦、親子、兄弟等家族の関係が軸になっていて、それなりに上手くいってる関係もあれば壊れてしまった関係もあって、でもどの話も読み終わった後はちょっと暖かい気持ちになれて、やっぱり素晴らしい。『演劇のオール』の良い意味で軽い感じが特に好きです。
あと、読みながら「世界の最後といえばやっぱり『火の鳥』*1だよなあ」とか思っていたら、作中の会話にちょっとだけど『火の鳥』ネタが出てきてそれが何か嬉しかった、です。
次は5月頃に『陽気なギャングが地球を回す・2』が出るとか出ないとか。これも楽しみ過ぎる。
『陽気なギャング〜』の映画の方も、なんだか加藤ローサが出る(翔子さん役)らしいので、あっちゃんを道連れにして見に行こうかなあという気になりつつある感じ。最悪映画の出来がダメでも「翔子さんが可愛かったからいいか」ということにして誤魔化せるから。もちろん映画の出来が良いのに越したことはないけど。とにかく色々楽しみ。
【BGM:世界の終わり/THEE MICHELLE GUN ELEPHANT】
*1:『未来編』こっちは惑星の衝突じゃなくて水爆でだけど。ロックの最期が凄い。