七つの黒い夢

七つの黒い夢 (新潮文庫)

七つの黒い夢 (新潮文庫)

久々に乙一。ちょっとほんわかファンタジー系いい話。面白いしうまいなーと思うんだけど、質はともかく量的に物足りないというか、いい加減長編書けやゴルァと思ってしまう。ジョジョのノベライズも結局どうなっているのやら。
漫画原作やら舞台の原案やら色々やるのも良いけど、やっぱり一番求められてるのは『小説家・乙一』じゃないかなーと思うんだけど。
他の収録作では誉田哲也さんの『天使のレシート』と桜坂洋さんの『10月はSPAMで満ちている』が良かったというか好きな感じだった。40〜50ページぐらいの短編だとライトノベルっぽいもの(いい意味で)の方が良いんだなあと。